簡単にわかるサルコイドーシスとは

サルコイドーシス
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最初に言っておきたい。サルコイドーシスが命にかかわる(難病化する)可能性は全患者のうちの1割~2割なので、多くの人は自然寛解する病気なのだ。

感染するわけでもなく、遺伝もしない。

冷静になって落ち着いてほしい。

大切なのは、問題ないことを証明するためにもこれからいろんな検査を受けるということ。なので検査代は覚悟しておこう。国の支援策として、医療費を助成してくれるものはあり、サルコイドーシスも対象になっているのだが、重病化(重症度Ⅲ、Ⅳ)しなければ助成はされないのだ。

本題

サルコイドーシスは、主に類上皮細胞やリンパ球などの集合でできた「肉芽腫(にくがしゅ)」という結節が、リンパ節、目、肺などの、全身のさまざまな臓器にできてくる病気である。

さまざまな臓器と書いたが、どこに出るかは人によって違うものであり、かつ治り方も人によってさまざまである。

10万人に2~3人がかかっているという。性別でいうと女性、年代でいうと20歳代と50歳代。地域でみると北海道が多いというデータもある。

完全に原因や治療方法が確立していないし、1~2割は重篤化するため、厚生労働省の特定疾患(難病)に指定されている。

働いている人は、職場で受ける健康診断で判明することが多い病気だ。要検査になれば放置しないですぐに検査をうけることをお勧めする。

多くの人にとっては、付き合いながら普段通りの生活でできる病気である。

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