能登の復興が進まない

つれづれに
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能登地震が発生してから100日….復興は少しづつ進みつつあるようですが、なんだかイマイチ進捗が悪い。台湾の地震の復興ぶりを見ると、なんだかすごい進んでいるように見えるんですね。隣の芝生が青いだけなんでしょうか?

まずは国の復興予算が潤沢ではありませんね。まずは予備費で対応して、随時補正予算を投入していくというシナリオは悪くありませんが、復興のためのお金がケチられているような気がするのと、自民党のお家騒動のせいで、補正予算どころではなくなっているように見えます。

もう1点。東北の地震では、100%元に戻すという考え方の元、国民から復興税という税金を取ってまでいろいろな場所の工事が進んできました。中には、人がいなくなって誰が住むんだろう?というところにきれいな街だけができあがっている状況。残念ながら、地元の仕事が増えるだけの税金の無駄遣いな面も垣間見られます。

そういう反省点もあるのか、国は復興への税金の投入に慎重になっています。100%元に戻すのではなく、街を再構築してコンパクト・シティしてはどうか?と。これからの地方を考えるうえでコンパクトシティの考え方は悪くはないのですが、地震が起きてしまったので、それに乗じてコンパクトシティをやってしまおうという火事場泥棒みたいなやり方はよくないですね。

初動で「今はボランティアは不要」いう発言が変に広まり、未だにボランティアも十分にいない状況もあるようです。

能登に住んでいる人の安心な生活を取り戻すための十分なお金も人もない、視聴率優先のテレビでは能登の報道が徐々に少なくなってきている….それが現状です。

どうか能登を見捨てないでほしいです。

 

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