政府は7月12日から東京都に対し、8月22日まで4度目の緊急事態宣言を発出しました。
もう宣言が発出されてもなんの驚きも緊張感もありませんね。今現在の政府と国民の信頼関係を考えると、国民が一方的に政府の要請を守るとも思えません。緊急事態宣言で飲食店イジメをしてるようにしか見えないのが残念です。医療逼迫を避けるための緊急事態宣言なんじゃなかったのですか?今医療は逼迫しているのでしょうか?
ただ政府もこんな大雑把な対策を望んでしているわけでもないようです。全国からいろいろなデータを集めたいと思っても、全然集まってこないと聞きます。結局地方もデータ収集に協力的ではないんですね。(真っ当な収集手段がないのかもしれませんが)。
もはや新型コロナウィルスの劇的な収束を考えるならワクチンの接種率をあげていくしかないのですが、ワクチンの在庫管理もロジスティックス(物流とそれを管理する過程)もままならない状態です。
そもそもワクチンは2回摂取すれば終わりではありません。接種で得られた抗体は徐々に減っていきますから、半年もすれば次の接種を考えていく必要があります。この考えが圧倒的に足りていない。
これからも他国のワクチンに頼るのか、国として国産ワクチンの導入をしていくのかしっかり考えていなないと、日本での新型コロナウィルスの収束はどんどん遅れていきます。そうこうしているうちに日本で変異株が生まれないとも限りません。
オリンピックの開催も、アスリートの方がやってよかったと思えるオリンピックになってほしいと切に願っています。しかし金銭面でいうと、おそらく儲かっているのはIOCだけで、東京はただの敗戦処理をしているようなものです。オリンピックが原因で新型コロナウィルスの感染拡大もあると思うのですが、エビデンスがないと逃げ切られるのがオチでしょうね。
まとめると、最初で最後の手段であるワクチンもなかなか摂取率が上がらず、オリンピックを無理やり開催させられ、飲食店がいじめられる…そんな感じです。死者がでるとか、店が廃業するとか、犠牲者の扱ってこんなに軽いんだっけ?と思わざるを得ません。
この記事は大切に書きためたものの一部です。大変多くの方に読んでいただきありがとうございます。もしよろしければCOVIDー19からお読みください。
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