COVID-19(新型コロナウィルス感染症)富士通が在宅勤務前提に3年で国内オフィス面積半減

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コロナ禍の中、日本ではなかなか普及しなかったテレワーク(リモートワーク)が有無を言わさず拡大しています。もちろん顧客に直接接するような仕事でそれは無理というところもあるかと推測します。

こういう場合はIT系の会社が率先して全社テレワークを導入し、その効果を示して欲しいと思っています。おそらくそういう会社は既にテレワークできる環境があり、あとは社員の心持ちひとつで自薦可能な段階にあると考えているからです。

富士通が3年でテレワークを前提に国内オフィスを半減させるそうです。テレワークを全社導入くらいなら「ふーん」で終わるのですが、オフィス半減とは驚きです。退路を断ってテレワークを前進させる意気込みが感じされます。ここの社長は2ヶ月間は一度も出社しなかったらしいですね。「やればできる」を率先垂範で実践しているのがすごい。

オフィスがなくなれば「通勤なし」「密なし」となります。「通勤なし」で自由な時間が2時間はできるという「都会で仕事、郊外で生活」という人には良い環境になりますね。

本社でいらなくなった人が地方に飛ばされるとか、地方に仕事がなく奴隷のように都会に出向させられるなどの不毛な人事制度もなくなると良いですね。

これが日本中でテレワークを可能な範囲で導入しようという機運に繋がればと思います。

デメリットもあります。成果だけで業績が判断されることです。ここ日本できちんと成果を判断できる会社は少ないと思います。良いか悪いかは別として会社にへばりついて気合いで頑張る人がいい成績になる風潮は令和の今でも残っています。

また富士通は、稼げない人をどんどん切っていくドライな企業です。この制度はそれを加速するかもしれません。良い話ばかりではないんですね。

P.S.

カルビーでもテレワークを標準型とする動きが出ています。IT系の会社でなくてもできるという指針になれば良いですね。

 

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