以前よりBRAVIA KJ-49X8500GととSONY サウンドバー HT-X8500でDolby Atmosが再生できるかの検証をしてきましたが、Ultra HD Blu-rayと、Dolby Atmos音声のファイルの検証のみをお伝えしてきました。今回は初めてサブスクでサービスを行っているAppleTV+のコンテンツを使って検証を行いました。
なぜ、AppleTV+なのか?
映像のサブスクリプションサービスはたくさんありますが、Dolby Atmos音声に対応していてもコンテンツはあまり多くはありません。
- アマゾンプライムは対応していません。アマゾンオリジナルの「ジャックライアン」という作品が以前対応していました。最近も対応していたりしていなかったりなんとも奇妙な状況にあります。アマゾンプライムは積極的ではないようです。
- Netflixは対応していますが、プレミアムプランへの加入が必須になります。現在は1,800円/月です。未確認ですが、アトモス対応作品は少ないと予想されます。
- U-NEXTは対応していますが、1,900円/月です。
何が言いたいかというと、対応もしているし、コンテンツもあるのは良しとして、月額料金が高いのです。何が何でも高画質/高音質で動画が見たい人にはいいのですが、私のようにDolby Atmosは検証だけで、普段の映画鑑賞は普通の絵や音声でいい人(たぶんたくさんいます)にはもったいない料金です。
Dolby Atmosは4K映像にしか採用されていないという根本的な問題にぶちあたります。
そして、Apple TV+です。こちらは600円/月です。これでAppleの独自作品を高音質/高画質で楽しむことができます。決して成功しているサービスとは言えないのですが、ちょっと見る分には結構良い作品もあります。
実はこのAppleTV+は、Apple製品を買うと一年間無料になります。ちょうどApple製品を買う機会がありましたので、「これを利用しない手はない」となりました。
一年後に有料で契約を続けるかどうかは微妙です。
AppleTV+でDolby Atmos作品を視聴してみる。
恒例の配線図はこちらになります。
AppleTV 4Kを起点としてHDMI(eArc)を経由し、きちんとHT-X8500から音声が出てくるのかが検証ポイントです。
AppleTV 4Kを使用してApple TV+の「モーニングショー」を試聴しました。これ見たかったんですよね。若かったフレンズの「レイチェル」が主人公….なんとも隔世の感がありますね。
肝心のDolby Atmos音声ですがしっかりと、HT-X8500から出てきています。うるさいドンパチ映画ではないのでキャストの台詞が中心ですが、非常にクリアにしっかりと聞き取れます。(Atmosランプの点灯も確認できました)
また絵作りがいいですね。Blu-rayと同等程度に綺麗な映像が出てきます。言い過ぎかな。
Apple製品からSONY製品へのリレーでしたが、今回はクリアしてくれました。満足感ありです。
おそらく、NetflixでもU-NEXTでも大丈夫だと思うのですが、もっと手頃な価格になってから考えたいですね。4K画質の映画が格安で見られる時代が来ることに期待しています。
あとは、BRAVIAに搭載のメディアプレーヤー(Androidアプリ)がもう少しマシに動作してくれれば良いのですが。こちらも期待しています。
注)個人の検証結果ですので内容に誤りがある可能性があります。
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