風邪で病院に行くなど、一時的なお付き合いは別として心療内科へ通うということは長くお付き合いするということになります。
ネットで調べたり、誰かから紹介されたり病院に出会う方法は様々だと思いますが、いい病院かどうかの見分け方及び病院との付き合い方を私の経験からお話します。
診療時間は1回目は長い。2回目以降は短い
これはどこの心療内科でもそうだと思います。1回目は患者の状態を確認するために30分くらいの時間で病状を確認していきます。主に患者側が話をすることになると思うので正直に答えてください。早く元に戻りたいがために元気なのを強調したりすると、医者は正しい判断ができません。
2回目以降は短い時間で診察は終わります。ここでよい医者とそうでない医者では対応が変わってきます。
とある医者の会話 医者:「どうですか?その後お変わりありませんか?」 自分:「そうですね。毎日薬は飲んでいます。だいぶ元気になってきたと思います。」 医者:「そうですか。では、お薬追加で出しておきますので一週間後に来てください。」
わかりますか?この会話で1分も経ってないくらいです。これで医者と患者の意識合わせが終わっているわけはありません。良い医者は、長くても5分くらいですが、最近の生活の内容をよく把握してくれて、最近の仕事や学校はどうかとか、休職してどんな生活をしているのかとか深いところまでアクセスしようとしてくれます。患者もそれを話すことですっきしたりするんですね。会話例のような医者に出会って、それが続くようなら転院を視野にいれましょう。
話す
診察の時間は大切です。しかし、一人に十分な時間を割くことはできません。医者に十分今の現状や症状、心配事を伝えられていますか?その場で思い浮かんだことだけを話して終わっていないでしょうか?私は医者に伝えたいことはあらかじめノートやスマホのメモなどに書き留めていました。そして時間がある限り自分の話を聞いてもらうことにしています。
それでも時間が足りない?もっと普段の心配事なども話したいという人はカウンセラーにお願いするといいかもしれません。私も1年くらいお世話になりました。ネットでも調べられますし、病院で聞いてもいいでしょう。カウンセラーにもよりますが、一時間/回くらい話を聞いてくれて、アドバイスをくれる思います。
医者の処方は医者を信じる
これは心療内科に限った話でもないですが、薬漬けになったり、医者が薬で儲けてるんじゃないか?と疑ったりしたくなる時があります。そうなると薬のことをネットで調べて今の自分の症状に合っているか?とか、副作用はあるのか?とかあれこれ調べているうちに不安が増してして薬を飲まなくなる人はいないでしょうか。(単にめんどくさがりで薬を飲んでない可能性もあり)素人判断で薬を勝手に調整するのはやめましょう。どうしてもそうしたいのなら医者に相談してから。
良い医者に出会うと寿命が延びると言われます。今後のためにも良い医者を探しましょう。
※)この記事は大切に書き溜めたものの一部です。よろしければ、自分の心と付き合う方法からお読みください。
コメント