名前を聞いてふざけてるのかと思いましたよ。ペイペイ。
ググると、「もしかして、PayPal?」とペイパルが進められるものまぎらわしい。
日本では長らく電子マネーといえば、Ferica上に乗っかったものが中心です。Edyも交通系もIDもQuickPayもみんなそう。Fericaといえばソニーが作った規格ですね。なので日本人としてはそれを応援したくなるものわかります。
一方で中国では、決済の時に携帯と読み取り端末との間で通信の発生するFericaのようなものではなく、QRコードを介在した決済システムが主流です。
で、今回のPayPay。QRコードを使ったシステムでFerica中心の日本に殴り込みをかけてきたわけです。首謀者の孫正義の鼻息も荒い。100億円キャッシュバックまでやるという。
YahooBBの時にモデムを無料で配った時のような勢いを感じるが気のせいか。
使える店はまだまだ多いとはいえないが、ビックカメラが12/4からPayPayでの支払いに応じるようになりました。
そそられるポイントは多い。
- 通常の買い物で20%還元(現金でなく、PayPay残高に入金される。)
- 上記に加え、ビックカメラポイントもたまる。(ただし、2%さがる。)
- 全額無料になるチャンスがある。
ビックカメラは、電化製品だけでなく、色々な商品があるので、それが全部20%OFFで帰ると思ったら大きいですよね。
全額無料については、20年くらい前にヤマダ電機がやってましたね。結構な確率で無料になるのでうれしかったですね。ただ、高額商品の時は当たらなくて、小さいものを買うときだけ当たったのを覚えています。
危険なのは、わざわざ買いたいものを探す行動に出てしまうことですかね。せっかくこの機会だからといって散財することはありません。
私?12/4にPayPayの人柱目的でビックカメラに行ってきました。買ったのはこれです。
PayPayでの支払いは…
- PayPay残高が支払い金額に足りていれば、それで支払われる。
- PayPay残高が足りていなければ、Yahoo Walletで支払われる。
- Yahoo Walletが足りなければ、クレジットカードで支払われる。
すごいなと思ったがだまされてはいけない。
PayPay残高 500円 Yahoo Wallet 1000円
入っていたとして、3000円の買い物をしたとする。
私が理想とする支払いは
PayPayから 500円 Yahoo Walletから 1000円 残りクレジットカードから 1500円
となればうれしい。
しかし、実際はクレジットカードから3000円となります。足りなければ次々にいってしまうシステムなんですよね。
登録できるクレジットカードにJCBがないのも痛い。(ただし、YahooカードならOK)
と文句をいいつつも準備万端で使ってみました。
ビックカメラの取り置きシステムを使っているので、店内はうろうろせず、入り口近くのカウンターで支払いをします。
PayPayアプリを立ち上げるとなんだか遅い。後で知ったことですが12/4は大層なサーバ負荷があったようですね。仕方ないか。
私が行ったビックカメラでは、PayPayの宣伝が全く見当たりません。レジ付近の説明にもない。本当にPayPayが使えるのか店員さんに確認したらOKということで安心しました。
「PayPayで」というと、店員さんから「まだ始まったばかりで混乱しているので、ゆっくりやらせてください。」とのこと。OKOK問題ないよ。
店員さんの手元にあった、QRコードを読み取ってくれとのことなので、PayPayアプリのカメラ機能でパシャ!
続いて、金額の入力です。間違えないようにゆっくりと入力します。
全額無料になっているかどうか(当たりかどうか)はすぐにわかります。
あぁ..はずれ。しかも20%戻ってくるのが1ヶ月後...
このあと、薬やら電源タップやらを買いましたが、PayPayでの支払いも快適ですね。別にFericaにこだわる必要はないですね。
この年末にテレビとか冷蔵庫とか大きいものを買おうと予定していた人にはこのキャンペーンは朗報じゃないでしょうか?
わたしは、このためにわざわざ買うものを探すのは本末転倒なので、もう遠慮しておきます。
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