昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの世代は、子供のころに風疹の予防接種を受けていないらしい。なので抗体が少ない。(抗体価が低い)
風疹がインフルエンザのように流行し、感染するリスクがあっても上記の世代の人は仕事が忙しくなかなか予防接種行かない傾向があるらしいのだ。
そこで、厚生労働省は、風しんの発生とまん延の予防のため、過去に風しんの定期予防接種の機会が無かった男性に無料で風しん抗体検査及び予防接種を実施することを決定した。なるほど男女間にも抗体の違いがあるようだ。そういえば妊婦さん向けの予防接種もあったっけ。あとは学生の時に女子だけ受けられる予防接種とかね。
かくいう私は、1992年の流行の時に風疹を発症しており、会社を一週間休んでしまった。完治し会社に出社したものの、周りの妊婦さんから本当に治ったのか心配された記憶もある。満員電車の中で感染したのかな?と想像する。
そうなのだ。風疹は自分がかかってしまうリスクよりも周りの妊婦さんに感染させてしまうリスクがあるのだ。妊婦が感染すると子供にも影響があるので深刻だ。
自分は風疹の経験があり、自分が対象になるとは思ってもいなかったので、軽い気持ちで自治体のホームページを確認すると対象の記事は簡単に見つかるが、読みこむのが大変なのだ。
まずは、自分が対象の生まれであることを確認後、クーポンが「自動的に送られてくる」のか「申請して送ってもらう」のかを確認する。私は後者。なんで生まれによって違うのかわからないが、なんともめんどくさいことをしなければならないのに閉口する。
それでも我慢して申請すること数か月…..忘れたころにやっとのことでクーポンが到着した。
中身を確認すると抗体検査及び予想接種を実施している医療機関のリストが入っていた。意外とたくさんの医療機関が参加しているが、自分が都合のいいところがない。どうしようかとホームページを見たところ、自分が都合の良い場所でも抗体検査及び予想接種を実施していることがわかった。要は送られてくる紙のリストが古いと思われる。うーん…
早速クーポンを持って病院へ行き抗体検査をしてもらった。待つこと一週間結果が届く。「結果は予防接種の必要あり」全くの予想外だったので驚いた。一度の感染ではきちんと抗体ができていないということらしい。
ここまできたら後戻りはしたくないので、またまたクーポンを持って医療機関へ。さほど待たずに予防接種をしてもらった。インフルエンザのそれとほぼ同じ印象だ。
通常なら5千円ほどもかかる予防接種が無料で受けられるいい機会なので、自分が感染したり、感染元(ある意味加害者)にならないためにも対象世代の人は是非受診をお勧めしたい。
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