日本ではオミクロン株が猛威を振るっている状況ですが、オミクロン株自体の性質から、「経済も回すのが大切」とか「インフルエンザ程度」などとオミクロン株恐るるに足らずといった意見が目立つようになりました。
私もこのような意見には概ね賛成なのですが、どうも全体的には明るい未来を信じたくなっているだけのような気もしています。
現状を見ると残念ながら病床は埋まり始めています。ワクチン接種をしていない10代の感染者が増えています。感染者や濃厚接触者が増え、一定期間動けない人が増えています。データには現れない不顕性感染者が相当数いるでしょう。保健所崩壊は既に起こっています。
社会全体が機能不全に陥りそうな状況だということです。ノーガードでオミクロン株を受け入れていくわけにはいきません。
とある専門家は、世界的な事例を見ればオミクロン株の収束は早いといいます。となると今の状況では、嵐が止むのを待つだけで済むのでしょうか？
オミクロン株だけに注目するならそれもありかもしれません。しかし、今後も新たな変異株は登場するでしょうし、強毒化するか弱毒化していくのかは誰にもわかりません。
我々にできることは基本的な感染対策。これしかありません。今までも多くの日本人はやってきていることです。これを愚直にやることが今後も来るであろう波をうまく乗り越えていく鍵になります。
この記事は大切に書きためたものの一部です。大変多くの方に読んでいただきありがとうございます。もしよろしければCOVIDｰ19からお読みください。
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