政府は新型コロナウイルスの感染が急拡大する北海道(旭川)や大阪府に看護師資格を持つ陸上自衛官「看護官」を派遣の準備をしているのだそうです。
自衛隊を派遣なんて、なんだかすごいことになってきたぞ!という方はちょっと待ってください。自衛隊は以前から活躍していますし、自衛隊病院では見事に病院内で感染者を出さないようにコントロールされているという報道もありました。
おそらく、このことに関して
- また税金の無駄遣いか
- 北海道は雪まつりだけでなくて、コロナでも自衛隊派遣か
- 自衛隊は便利屋じゃないぞ
などと派遣に否定的な意見も出てくるとは思うのですが、自衛隊にとって「災害派遣」は任務ですし、兵器を通じたウィルスに対するノウハウもあるのですから、活躍していただけるのはとてもいいことだと思います。もちろん危険な任務であることはいうまでもありませんが。
しかも、新型コロナウィルスは全国的な問題であるため、要員不足の問題から日本中に派遣できるわけではありません。自治体から派遣要請をするのは慎重に行う必要があります。
私は以前から言ってますが、現在の状況は「有事」と言ってもいい状況です。新型コロナウィルスとの付き合いをWithコロナなどと表現しますが、実情はUnderコロナであり、ある意味戦火の中をくぐっている状況です。自衛隊の災害派遣は必然的なことだと考えています。
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