緊急事態宣言が4/16に出されましたね。GWの人の移動対策が発出の主な理由のようです。
ちょっと驚いたのは、自治体によっては休業要請をしないところがあるということですね。感染者が少なく、補償ができない以上その判断は尊重されるべきですが、県外から人がなだれこむことは想定されていないのでしょうか?
自衛隊の支援が少しずつ報道されるようになりました。然災害の時の自衛隊の活躍をよくみていましたので、ここで支援が入るようになったことは心強いですね。ウィルス(兵器?)に関するノウハウも、人を守るための資材ももっているでしょうから、これからの活躍を期待したいですね。
現在、日本のスタイルはPCR検査をなるべく行わないでピークを後にずらして医療崩壊を防ぐというのを基本にしています。海外からはこれはギャンブルだと言われていますね。
これはこれで一つの方法だと思うのですが、シフトしている間に施策を打つことができてないことが問題です。シフトしっぱなしでギリギリ耐えていると言い続けているわけですから問題が大きい。何もしていないというわけではないと思うのですが、医者側からの「このままでは崩壊する」というメッセージも依然としてあるということはあまり有効な手が打てていないのではないかと危惧します。
これもまた、いろんな忖度があって遅れているのだと思います。スピード感が足りていない。何か決定のプロセスに無駄があるのしょうか。日本が誇る医療技術や医療従事者の献身的な努力でなんとかなっています。死者数が世界に比べて少ないのはこれが要因かもしれません。
病床と対応できる人員、足りていない医療用具を増やすことは同時に行なっていく必要がありそうです。今は表面的に「ギリギリ耐えている」ように見せている状態(コップの水はもう溢れています)から脱却して今の日本の状態をオープンにしなければ、気が緩んでいる一部の国民の意識も変わりなく、イタリアのような道を歩むことになります。
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