感染拡大が加速され、医療崩壊の足音が聞こえてきそうな状況です。そんな中で、未だにGotoトラベルが主要な原因だというエビデンスはないとか、感染者は202人（と少ない）と言った議論が続いています。
私は、GoTo施策で多くの人が移動した結果、不顕性感染者が増えたと思っています。増えた場所は観光地で人の密集する場所です。飲食や飲食を伴う遊びを通じての飛沫や接触感染が主な原因だとみています。強いて言うなら、トラベルではなくてイートや地域クーポンを使った人々の感染防止マナーに原因がありますね。
そこで密集した観光客が起点となり、広めたのは地元民中心です。ですから市中感染という結果を招いています。
人によっては、その不顕性感染者から感染したものが顕在化したり重症化した人とその濃厚接触者が大量のPCR検査を受けたたため、一気に（グラフに見える）陽性者が増えることとなったのでしょう。
GoToトラベルでの感染者202人という数字は、PCR検査の陽性者の数です。当然、裏にある不顕性感染のまま旅行から帰ってきた人や帰った後に発症した人の数は入っていないし、もはや調べられないのですから発表されてもあてにならない数字です。
不顕性感染者という存在があり、そういう人たちが感染防止マナーを守って行動してくれない以上、それを止めるには人の移動を抑制するしか策はありません。棒グラフには全く現れない部分の話ですから。
そして、GoToのせいかそうでないのかとか、GoToの中止を誰が決めるのかとか不毛な議論はやめたいですね。
また、GoToが止まると言うことは、人の移動が止まると勘違いしそうですが、割引が止まるだけですからね。動く必要がある人は動きます。目論みどおり医療崩壊阻止ができるのかどうかも心配な点ではあります。
今はWithコロナというより、Underコロナ。コロナ禍でなんとか人間は生かしてもらっている…そんな世界です。ゴールはまだまだ先ですね。
あ……この話にもエビデンスからないから駄目ですかね。なぜこういうときだけ英語使っちゃうんですかね。素直に「証拠」と言えばいいのに。私の近辺では略して「エビ」という人もいますね。
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