COVID−19(新型コロナウィルス感染症)吉村vs西村

新型コロナウィルスの緊急事態宣言ですが、3月末から4月頭のころは自分の県にも出してくれという意見が多かったのではないかと思いますが、ここへ来てそろそろ宣言を解除してくれという声が多くなってきた印象です。

これは当然の流れですね。最初の数ヶ月なら命優先で頑張れましたが、経済も回していかなければ国が成り立たない状況に陥ります。実際、財政の豊かではない国やコロナが収束傾向の国では既に自粛解除が始まっています。

さて、吉村大阪府知事が国に宣言を解除するための具体的な数値を出してもらえないので府としてのモデルを決定したいと言ったことに、西村大臣が噛み付きました。

その後の展開はみなさんの良く知るところだと思いますが、私にはコールドゲームで吉村知事が大勝したように見えました。大人と子供の口喧嘩でしたね。吉村さんは、詫びたし電話でも話をしたと言っていますが、大事なところは全く妥協もしていないし譲歩もしていないと思いました。とてもしたたかな人です。結果、国から基準を示すという言葉を引き出したのですから。