COVID-19(新型コロナウィルス感染症)第二波

COVID19
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新型コロナウィルスの影響が数ヶ月で終わるはずがなく、ワクチンができるまで数年間の辛抱がいることは以前にも書きました。

その数年の間、感染者は増えたり減ったりしていくので、増えた部分を「波(は)」と呼んでいます。そういう意味ではいま北海道が世界の注目を浴びています。北海道は第二波の状態にあり、第一波から気が緩んだせいだとか、押さえ込みに失敗したと報道されているようです。

そして全てではないですが結びに、我々も北海道を教訓にしなければならないと結んでいます。

これに少し違和感を感じています。

  • 第一波と第二波のウィルスの種類が違う。

第一波は中国武漢から発生したもの。現在の第二波は欧州から発生したものと言われています。今後も波がかわるたびにウィルスもかわるとは限りません。

  • 第一波の後も道外から人の流入が続いていた。

3月下旬くらいに首都圏から人の流入が続いていました。鈴木北海道知事は、新千歳空港でサーモセンサー設置など検疫体制が整わないことにイライラしていました。設置され運用を開始したのは4/15です。4/16に全国に緊急事態宣言が出るようになってやっと都道府県間の移動禁止について要請も出始めましたが、それは後の祭りでした。

北海道の人は2月から辛抱強く外出要請に対応してきました。暖かくなってやや気が緩んでいる面もあります。しかし、現在の第二波は、感染拡大が早かった北海道ならではの苦難であって、これと同じ形態で全国、全世界に第二波が起こるとは限りません。今北海道に起こっているのは新しい第一波といっていいと思います。

他の地域で第二波が起こるとすれば、同じウィルスで不顕性感染の人が外出規制がなくなったために動き回り、他の人へ感染させていく、ある意味通常のルートでの感染拡大だと思います。(もちろんウィルス変異による感染拡大もないとは言い切れませんが)

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