COVID-19(新型コロナウィルス感染症)平和ぼけ(第六版)

COVID19
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「戦争や平和に関心がなく、現実逃避し甘い幻想に入り浸っていること。」

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新型コロナウィルスの影響で、世界中が有事、つまり軍隊のいないウィルスとの戦争をしているような状況だ。

対して、日本は国全体が平時の延長線上にいるような気がしてならない。(ただし、最前線で患者に向き合っている医療従事者は除く)

政府にはリーダシップを発揮して陣頭指揮をとれそうな人がおらず、なにもかにもが後手後手に回っているし、感染予防のための施策が相変わらず飲食いじめという状況だ。まったく頼りにならない。

国民一丸となってウィルスと戦う時だ。誰彼が悪いと犯人捜しをしたり、のんびり議論している暇はない。

平和ぼけ。言われるとイラッとするけど今の日本にぴったりの言葉だな。

多くの国民は危機感を持って対応していると思う。だけど少数の危機感を持たない人間が多くの人の努力をぶち壊す。

ワクチンという武器は日本にも入ってきているらしいが、なかなか接種が進まない。これはワクチンという武器を自国で生産できないワクチン弱国ならではの苦しみだ。もがいても仕方ない。そしてたとえ、接種が終わったとしても免疫が一生体に残るわけではないから、また接種する必要がある。インフルエンザでさえも100年という歴史の中で毎年人間に予防接種を強いている。終息するまで相当長いつきあいになることは覚悟しないとね。

だから今は政府や自治体のやることに期待しないで国民全員で自分ができる対策をしっかりやる。マスクをつける、手を洗う、アルコール消毒をする、大声で歓談しない、ソーシャル・ディスタンスを守る。ただそれだけ。

何百年に一度と言われる未曾有のウィルス被害という難局に短期間で全てを解決する奇策/妙策なんてないんだよ。その策を出せと国や自治体に頼っても無駄なんだよ。

もう政府や自治体への批判は要らないよ。判断は自分でするべきものだから。

寄せる波は必ず引いていく。今は辛抱の時だよ。

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