COVID-19(新型コロナウィルス感染症)初の国内感染者確認から一年が経ちました。そして今後の展開

COVID19
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国内でCOVID-19(新型コロナウィルス感染症)の感染が確認されて一年が過ぎました。最初の頃は未知のウィルスであることの恐怖心からなのか、慎重な行動をする人が多かったように思いますが、一年を過ぎ、今でも未知の部分はあるのですが、そんなことはすっかり気にせずにまるで平時のようです。緊急事態宣言は発出させてはいるものの要請レベルあることには変わりなく、国民のコントロールはまるでできていません。特措法で罰金や名前の公表も検討しているそうですが、これまた「ゆるい」法律であることには変わりなく、改正されても状況は大きく改善されないものと思われます。

もっと、不顕性感染者にクローズアップしたほうがいいと思います。一年前にそれをいうとパニックになったかもしれませんし、抗体検査を国民全員にするわけにはいかないのでエビデンスが取れるわけでもありません。しかし、熱も症状もなく発症し回復してしまう人がたくさんいること、またその不顕性感染者が新たな感染者を生んでいることをきちんと認識しなければなりません。身の回りに感染者がたくさんいるということです。

もはや「PCR検査による感染判明者数」に一喜一憂しても仕方ないのです。今や東京では濃厚接触者へのPCR検査を限定しているということもあります。重傷者が減っていないのですから、医療従事者への負担は変わっていないのです。

マスコミのワクチン接種に関する報道にも大いに疑問を感じます。いつから接種開始なのかと開始時期だけに注目していることや、副作用について極端にクローズアップをして国民が接種に慎重にならざるを得ないように印象操作しているように感じます。また、ワクチンを少し期間を開けて2回接種すればもうそれで終わりのような印象を与える報道も目立ちます。ワクチンを2回接種して有効な期間は5か月ほどなので次の接種を考える必要があるのにそこの報道が決定的に足りないと思います。

ドラッグストアで、マスク、体温計、うがい薬、消毒液などはほぼ心配なく買える状況まで戻ってきているのは安心材料です。一方、病院施設では、受付の時にピッと一発で検温できる体温計をあてられますが、額だったり、首だったり、手首だったり、測る場所がマチマチなのが気になります。しかもその体温計はほぼほぼ中国製だったりします。体温がうまく検出できなくて何度も熱を測るという無駄な作業が発生しています。しかも、これを不顕性感染者にやっても意味がないことは言うまでもありません。

以前から書いているように、今は強いて言うならUnderコロナの状況であると考えています。日本ではワクチンという武器すら持っていないのに、Withコロナだと言うのには大いに疑問を感じます。いま我々ができることは人との接触を避けること、感染対策をしっかりすること、これだけです。今は我慢のとき、しかも新型コロナウィルスとのお付き合いは今後も続きます。

それにしても日本ではCOVID-19という用語が普及しませんね。COCOAも普及していません。一方PCRという用語は他に言い方がないからかもしれませんが、英単語3文字用語は流行る傾向があります。言葉の普及の仕方っておもしろいなと思います。

※)この記事は大切に書き溜めたものの一部です。よろしければ、COVID-19からお読みください。

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