世界中でオミクロン株(BA1)が猛威を振るっています。既にピークアウトしているらしいと思われる国もありますが、オミクロン株の亜種のステルス・オミクロン株(BA2)の流行が始まっていることもあり、まだまだ余談は許されない状況です。
ステルス・オミクロン株(BA2)
ステルスとはよく言ったものです。要は見つけにくいということでしょうか。不顕性感染が多いとも言えるでしょうか?デンマークで多くの方が感染しているようですが、日本でも既にこの変異株は発見されているようです。困るのは、今流行しているオミクロン株(BA1)がピークアウトしないうちに、ステルス・オミクロン株(BA2)が流行することです。つまりオミクロン株のピークアウトがまだ先になるかもということです。ピークアウトが先になれば、ピーク状態が長く続くことになり、違う変異種が生まれる温床にもなり得ます。
炙り出し
日本各地で無料のPCR検査所が開設させています。けっこうな需要があるそうで、検査キットが足りなくなるような事態になっています。私はこれに疑問がいっぱい。ただでさえ、不顕性感染者が多いところに、PCR検査で感染していることを確認して何かいいことあるんでしょうか?新規感染者という名の「PCR検査でウィルス感染が確認された人」の情報が連日発表されていますが、この数値がどんどん増えていくだけですね。
PCR検査で陽性になったとして、何ができるんでしょうか?軽症なら家にいるだけで、重症でなければ入院できるわけでもなさそうです。また感染者となれば、周辺の濃厚接触者と共に隔離され、社会活動が止まっていきます。どこかにPCR検査結果の提出を求められてやむなく検査をうけるのなら一定の理解ができますが、陰性を確認したいだけで安易に検査するのは疑問が残ります。不顕性感染をはっきり陽性と確認するだけの検査になっています。
わざわざPCR検査をして、感染者を炙り出してバタバタするだけの施策では意味がないのです。
この記事は大切に書きためたものの一部です。大変多くの方に読んでいただきありがとうございます。もしよろしければCOVIDー19からお読みください。
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