COVID-19(新型コロナウィルス感染症)の行く末を改めて考える

デルタ株の猛威により、日本全体が混乱しています。

もはや誰も感染源の人間をコントロールできず人流を抑えることができていないのですから感染が拡大するのは当然のことです。

ワクチンの摂取が徐々に進んでいます。これによって感染者数が収束していくことが期待されていますが、デルタ株の感染力が強く、集団免疫はできないと言われ始めています。

収束（終息も含む）ができないということは、変異種の発生も防げないということでもあり、今後もラムダ株をはじめ、様々な変異種が出てくることが予想されます。

おおのとり

COVID-19(新型コロナウィルス感染症)収束と終息

https://onotori.com/covid19/2260

今更なネタになりますが、新型コロナウィルスが終わりに向かう時に二つの「しゅうそく」が使われます。収束: 分裂・混乱していたものが、まとまって収まりがつくこと。終息: 物事が終わって、やむことうーん。調べてみるとどっちも一緒な気がする。ただ、「収束」は一旦落ち着いた道半ばな状態、「終息」は完全には終了した状態かなと想像はつきます。5/6に終わる予定の緊急事態宣言は、まさに「収束」を狙ったものだということがわかります。「終息」はワクチンができたり、多くの国民が免疫ホルダーになるもっと先にあるのでしょう。...

人間と新型コロナウィルスは共生していく運命だということです。

おおのとり

COVID-19(新型コロナウィルス感染症）の行く末

https://onotori.com/covid19/1992

なかなか収束の道は見えてきませんね。全世界がパニックの陥っており、状況が悪い国は医療崩壊から多くの死者を生んでしまう流れになっています。今後、COVID-19(新型コロナウィルス感染症）は終息の道を辿るんでしょうか。季節性のインフルエンザも発生して数百年の歴史がありますが、未だに私たちはそれと戦い続けています。COVID-19(新型コロナウィルス感染症）のワクチンが開発され人間が武器をもって戦える（短期に治る）ようになるにはまだ時間がかかりそうです。人間の英知を結集していろいろな施策をうちながら、病気は人間自...

これは昨年の3月に書いたものですが、状況は変わっていません。

共生共存のためにより良いワクチンや薬、安定的な医療体制など準備しなければならないことはたくさんあります。

現在有効と言われている感染対策にも整理が必要でしょう。日々の生活では、手指消毒、マスク、ソーシャルディスタンス、お店では、パーティション、カーテン、顧客入れ替わり時のアルコール除菌、本当に色々やっています。なんでも無作為にやっている状況です。現在主流の考え方である接触感染のリスクは低いという考え方に沿った対策ではないものも多数あります。

「コロナ禍が終わったら(落ち着いたら)○○したい」という話を聞きます。私もそういう生活が戻ってくればいいなと思います。しかしそれは、人類が新型コロナウィルス(SARS-Cov-2)をコントロールできるようになったらという意味であって、ウィルスが根絶/終息することではなく、ゼロコロナという考え方は幻想だということを改めて意識しなければならないと思います。

この記事は大切に書きためたものの一部です。大変多くの方に読んでいただきありがとうございます。もしよろしければCOVIDｰ19からお読みください。