全国のラジオ各局は、2024年2月より、総務省の「AM局の運用休止に係る特例措置」を利用して、AMラジオの運用休止を始めます。
今回はあくまで一定期間の運用休止であって、目的は社会的影響の確認です。これで悪い方に影響した場合、AM停波しないのかどうかはわかりません。
原則、全国のAMラジオが停波するのは2028年です。お間違えなく。
その間、ラジオを聞きたい人は別途ワイドFMの補完放送に対応したラジオか、radikoなどのネットラジオを受信できるものを用意する必要があります。
震災のあった輪島の放送局も8月から休止する予定になっているようですが、災害の時にラジオを必要としている人がいるので、簡単に休止というわけにはいかないような気がします。
NHKがBS3で石川専門のニュースや情報を流していますが(これすごい)、テレビでしかもBSを見られる環境(要パラボラアンテナ)を持っている人は限られるので、やはり災害情報はラジオが一番だと思います。
AMラジオは金がかかって赤字だし、経営が大変!というのが、放送局の言い分なんでしょうが、電力でいえば、火力発電もそんな話を聞きます。儲からないものはやめたいが、社会的に影響あるのでやめられないという難しい問題がここにはあります。
P.S.
2026年にNHKラジオのAMが一波になる予定ですが、それ以降も北海道と秋田の民放ラジオ局はAMラジオを続ける方向です。AM頑張れ!
コメント